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| ●概要 |
| インスリンの絶対的また相対的欠乏のために、ブドウ糖が体内で利用されずに尿中に出る状態をいう。全身性の代謝異常がおこる。また、動脈硬化を原因とする成人病が発症しやすくなり、特に、末梢の細動脈硬化を合併する特徴がある。 |
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| ●症状 |
糖尿病が疑われる症状として、次に示すものがあげられる。
1.尿量増加、食欲亢進、体重減少:これらは、糖尿病そのものによる症状で、糖尿病の状態がある程度悪化しているときにあらわれる。
2.糖尿病性昏睡:非常に病状の重いことを示す。糖尿病のケトン体血症によって起こされるアシドーシスによるケトン血性昏睡、高血糖による高浸透圧非ケトン性昏睡、血中乳酸性酸血性昏睡などがある。
3.化膿傾向、歯槽膿漏、陰部のかゆみ:細菌に対する抵抗力が下がるためにおこる。
4.知覚異常・視力障害:視力障害は、網膜の血管の異常等による。
5.低血糖症状:食後4時間前後に、脱力感、思考力低下、発汗、異常感覚などの症状がおこる。食後の高血糖の後で、血糖が異常に降下したためにおこる症状で、糖尿病の初期症状であることが多い。
6.妊娠異常と新生児の異常:妊娠後半の重い妊娠中毒症、羊水過多症、流産、早産、巨大児出産などが糖尿病の母親にみられる。
7.合併症:糖尿病は合併症の疾患といわれ、大部分の死因は合併症による。特に注意すべき合併症として血管障害、感染症、神経障害があげられる。血管障害については細動脈硬化による網膜症や腎症の発現を特徴としている。感染症は、細菌やウイルスの感染に対する抵抗力が弱い為、腎孟炎や肺結核をおこしやすい。又、神経障害は、糖尿病の罹病期間が長くなるほど多くなる傾向にある。 |
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| ●原因 |
| 本来の原因は、遺伝的要素による糖尿病にかかりやすい素質と考えられている。また、素質が強くなくても肥満や副腎質ホルモンの使用等、強い誘因が加わって発症する人もいる。また、年をとることも大きな誘因であり、糖尿病素質者を、発病へと導く。 |
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| ●治療法 |
遺伝的素質のある人におこり、病的体質といってもいい病気のため、完全な治癒は不可能である。このため、身体状況を常に正常に近い状態に保って、合併症を予防するように努める。基本となる療法は、次の3つがあげられる。
1.食事療法
2.適当な運動(血糖が下がりやすくなる)
3.インスリン及び内服糖尿病治療剤これらのどれか欠けても、糖尿病をコントロールすることはできない。尚、薬剤の使用方法・使用量に関しては、特に注意をする必要がある。
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| ●食事療法 |
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食事療法については症状別食事療法を参考にして下さい。
症状別食事療法へ
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