●病名目次 ●心不全
●脳の病気
○脳梗塞
○脳出血
○ぼけ・痴呆
○パーキンソン病

●心臓の病気
○心筋梗塞
○狭心症
○心不全

●肝臓の病気
○肝硬変
○肝炎

●腎臓の病気
○腎硬化症
○腎不全
○腎結石
○ネフローゼ症候群

●消化管の病気
○消化器系炎症
○消化性潰瘍
○下痢
○便秘

●目の病気
○白内障
○緑内障
○黒内障

●がん
○がん(一般)
○胃がん
○肺がん
○肝臓がん・大腸がん
○脳腫瘍・膵臓がん
○乳がん

●自己免疫の病気
○リウマチ
○アレルギー性の疾患
○気管支ぜんそく
○アトピー性皮膚炎
○膠原病

●その他
○胆石症
○高血圧症
○糖尿病
○痛風
○メニエール症候群
●概要
心不全とは、心臓のポンプとしての機能が低下し、その人からだが必要とする血液量を送り出せない状態をいう。弁膜症や高血圧、冠状動脈硬化、心筋梗塞などあらゆる心臓疾患の末期症状である。心不全はその出現の仕方により2つに区別されており、心筋梗塞などによって起こる場合を急性心不全、高血圧症や心臓弁膜症などによって徐々に起こってくる場合をうっ血性心不全と呼んでいる。又、左心室の機能の低下による心不全を左心不全、右心室の機能の低下による心不全を右心不全という。

●症状
1.左心不全;息切れや呼吸困難が特徴である。
2.右心不全;浮腫(むくみ)が特徴である。肝臓がうっ血によって腫れるため、上腹部に圧迫感や痛みを覚え、吐き気、食欲不振などがみられる。うっ血がしばらく続くと、腹水がたまり、尿量が減少する。

●原因
1.左心不全;左心室の動きの低下により、充分な血液量を大動脈に送り出せなくなり、肺にうっ血が起こる。そのため肺は酸素と炭酸ガスの交換が充分に行えなくなり、息切れ、せきを引き起こす。左心不全を誘因する病気には心筋梗塞、冠状動脈硬化症、高血圧症などがあげられる。
2.右心不全;右心室の機能が低下し、大静脈にうっ血を生じ、そのために静脈圧が上昇して血管内から水分が組織にもれ、むくみや腹水が起こる。肝臓の腫れも大動脈のうっ血に起因する。

●治療法
内科的療法としては強心剤や利尿剤の投与が行われる。日常生活では、心臓に負担をかけないことようにすることが最も大切である。はじめは肉体労働を制限し、安静に寝ていて、状態が良くなってきたら、徐々にふつうの生活に戻る準備をする。食事にも注意が必要で、消化しやすいものを何回にもわけてとるようにし、ビタミン、特にB1の補給に心がける。特に注意を要することは、食塩を制限することである。


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