 |
|
 |
| ●概要 |
| 瞳孔の後部にある水晶体という透明なレンズがにごる病気である。一番多いのが老化現象の1つとしてあらわれる老人性白内障であり、このほかに先天性白内障や併発白内障がある。 |
|
| ●症状 |
| 70歳をこえた老人では、通常、水晶体がにごっているため、多少は白内障の症状がみられる。かすんで見えにくくなったり、めがねがあわなくなったり、徐々に症状があらわれることが多い。しかし、手術をするほど進行してくるのは、一部にすぎない。遺伝的な素質により、白内障をおこした出生児の瞳孔は白くなり、視力障害がしだいに進行する。 |
|
| ●原因 |
1.老人性白内障:水晶体がにごってくる原因については、はっきりとしたことは明らかでない。
2.先天性白内障:遺伝的な素質により、おこることが多いが、妊娠初期のウイルス感染、特に風疹が原因で、出生児に白内障が出現することがある。
3.併発白内障:ぶどう膜炎や眼底の病気等により、水晶体がにごってくる。このほかに、糖尿病や、外傷により、白内障が発現することもある。 |
|
| ●治療法 |
| 老人性白内障の治療には、薬物治療と手術がある。ただし、水晶体を透明にする薬剤は、発見されていない、このため、手術をするのが最上の療法である。薬物としては八味丸といった漢方薬や、点眼剤が使用される。先天性白内障の場合は、白内障の他に、種々の疾病を持っていることが多い。このため高度の専門的知識と経験に基づき、薬物療法や手術を判断する。糖尿病性の白内障については、糖尿病の治療を早く行うことが最も大切である。併発白内障の場合は、薬物療法において、使用する薬剤の副作用を特に注意する必要がある。 |
|
|