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●症状 食欲不振●
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| ○原 因 | 食欲不振の原因の大半は、心配事、不安など精神的な事、仕事や運動など肉体的に疲れていたりする事です。しかしこれらが原因で起こる食欲不振は一時的な事が多く、問題なのは風邪を筆頭とする病気、そして治療による薬が原因で起こる食欲不振です。 |
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| ○病気と食欲不振 | 食欲不振はあらゆる病気で生じますが、まず考えなければいけないのが消化器系の病気です。胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃炎・胃がん・食道炎・食道がん・大腸炎・潰瘍性大腸炎・クローン病(原因不明の腸炎で腸壁が炎症でおかされ下痢・腹痛を伴う)・大腸がん・肝炎・肝硬変・肝がんなど色々あります。とくに高齢者で注意しなければならないのは"がん"です。 また、高齢者では何らかの病気があり治療中であることが多く、薬剤による胃炎や胃潰瘍も考える必要があります。また肺炎のように細菌などの微生物により起きる感染症でも食欲不振を生じます。高齢者では感染症があっても若い人とは異なり熱が出ない事もあるので注意する必要があります。循環器系疾患では心臓のポンプ作用の異常で起こる心不全によっても食欲不振を生じます。また心不全にはジギタリスという薬を用いることが多く、ジギタリス中毒による食欲不振もよく認められます。 |
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| ○対応と注意点 | 先ほど述べた原因が精神的、肉体的の場合、心身の休養や気分転換をはかるなど、生活にメリハリをつける事が肝心です。 病気により食欲不振が認められた時は、まず体重を測り、どの程度減少したかを調べます。月に1キログラム以上減少していて数か月続くような場合には検査が必要です。検査としては血液検査と胃の透視・便の潜血反応などがまず考えられ、必要に応じて胃カメラや精密検査を行います。とくに、日本人に多い胃がんや肺がんには注意する必要があります。また薬剤性胃腸障害も多いので、薬剤は必要最小限にし、不必要な薬剤は飲まないようにしましょう。黄疸・発熱が同時にあれば急性肝炎が疑われ、検査を受ける必要があります。 |
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●食事療法●
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| ○新陳代謝を良くし、胃腸の働きも活発に! | 肉体的、精神的な体調不良からくる食欲不振の時には、おかゆなど消化の良い料理にビタミンB1の多い食べ物を加えると新陳代謝を良くし、胃腸の働きも活発になります。身近な食べ物では、ビタミンB1が豊富な上に、滋養強壮効果もある山芋やニンニクなどが最適です。梅干も疲労回復に役立つと共に、食欲を増進させます。またあんず酒、すもも酒などの果実酒も食前酒として食欲増進に役立ちます。 |
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| ○特有の香と辛み成分もお薦め | 胃腸の働きを活発にし、食欲を刺激する食べ物として、特有の香と辛み成分を含む食材もお薦めです。例えば、シソやショウガ、パセリ、ミツバ、ミョウガなどです。 |