|
●症状 高血圧症●
|
|
| ○血圧とは | 血圧とは読んで字の如く、血液が血管を押す圧力の事です。その血圧には上と下と表現されるように最高血圧と最低血圧があります。最高血圧とは、体でポンプの働きをしてくれている心臓が、心臓に溜まった血液を体中の血管に押し出した時の血圧で、逆に最低血圧とは、体中の血管にある血液が心臓に向かって戻る時の血圧の事です。 |
|
|
|
| ○高血圧とは | 血圧の正常値は、最高血圧が140mmHg、なお且つ最低血圧が90mmHg以下です。 高血圧とは、この最高血圧が160mmHg、若しくは最低血圧が95mmHg以上になることです。その間の血圧は境界域高血圧といいます。現在高血圧の患者さんは800万人と言われています。この数字は、成人の約10人に一人は高血圧を患っている事を示しています。 |
|
|
|
| ○高血圧になると | 高血圧自体では、直ぐに何か命に関わるような問題になることはありません。ほとんど無症状で、人によっては首から肩にかけてのこりや痛み、また耳鳴り、めまい、頭痛などを伴う事があるくらいです。高血圧が恐いのは、これらの症状ではなく、高血圧が続く事により血管、特に毛細血管の動脈硬化が進行する事です。動脈硬化が進行する事により、血管がもろくなり脳卒中や腎機能障害、視覚障害などが引き起こされます。 |
|
|
|
| ○高血圧の原因 | 血圧を上げる原因は以下のように4つあります。 1.激しい運動(細胞に酸素を補給するため、心臓が血液を多く循環させようとするため) 2.興奮、ストレス(自律神経の交感神経が優位になるため) 3.腎臓病(腎臓からの血液中水分の調節が狂うため) 4.動脈硬化(血管が詰まるため) |
|
|
|
| ○降圧剤 | 高血圧を正常の血圧に戻すための薬を降圧剤と言います。降圧剤には、受容体遮断剤、血管拡張剤、交感神経抑制剤、利尿剤などの種類があり、先程述べた高血圧の原因によって使い分けられます。勿論、原因が一つでなければ、薬の種類も増える事になります。通常降圧剤は、一度使うと一生飲み続けなければいけないと言われています。その理由は、降圧剤の力を借りて血圧を下げてしまうと、元々私達の体に備わっている血圧を下げる力が、薬に頼り、より機能しなくなってしまうためです。現在では開発も進み、副作用の心配が少なくなってきましたが、降圧剤を飲み続ける人は、肝機能障害などに注意しなくてはいけません。 |
|
●食事療法●
|
|
| ○果汁や酢、海藻で減塩対策 | 1日の食塩量は健康な人で10g以下、高血圧の人は7g以下と言われています。因みに味噌汁一杯には、約1gの食塩が含まれています。この数字から見ても、初めは大変かもしれませんが、意外に無理をせずに抑えられるものです。例えば、塩やしょう油の代わりにレモンやユズなどの果汁や酢を利用してみましょう。 また海藻などに多く含まれる水溶性の食物繊維は、腸からナトリウムが吸収されるのを防いでくれるので、ワカメやひじき、コンブなどは血圧対策に役立ちます。 |
|
|
|
| ○カリウム、カルシウムを摂ろう | カリウムとカルシウムは、ナトリウムの作用を抑制して血圧が上昇するのを防いでくれる血圧対策には欠く事の出来ないミネラルなのです。野菜や果物にもこれらのミネラルは含まれていますが、この両方のミネラルを多く含んでいる食品が牛乳です。牛乳が苦手な人は、ヨーグルトで代用してみては如何でしょうか。 |