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| ●概要 |
| 腎の糸球体、特に糸球体基底膜にひきおこされる疾患であり、高度タンパク尿、高度の浮腫、低タンパク血症等を伴う。単一疾患ではなく症候群であり、種々の病気によって発現する。 |
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| ●症状 |
| 四大症状、1.高度タンパク尿2.低タンパク血症3.高脂血症4.全身性むくみがあげられる。これらの症状のうち、高度タンパク尿と低タンパク血症は必ずおこる症状であり、又、高脂血症については、はっきり出現しないこともある。むくみは呼吸が困難になるほど重い。全身性のむくみを示すものから、下股を押すとへこむ程度の軽いものまでみられる。以上の主な症状の他に、血圧の上昇や血尿の出現がみられることもある。ネフローゼが腎不全の状態に移行することも少なくない。 |
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| ●原因 |
原因となる病気には、いろいろあるが、主な原因として、次のものがあげられる。
1.原発性腎臓病(原発性糸球体疾患):糸球体腎炎、リポイドネフローゼ
2.新陳代謝異常:糖尿病性腎炎、アミロイド症、多発性骨髄腫
3.膠原病:エリテマトーデス、多発性動脈炎
4.循環器疾患:腎動脈血栓症、下空動脈血栓症、癒着性心包炎
5.感染症:梅毒、マラリアなど
6.腎毒性物:水銀、金、ビスマスなど
7.アレルゲンおよび薬物:花粉、はち毒、蛇毒、抗てんかん剤、ワクチンなど
8.遺伝性疾患:先天性および家族性ネフローゼ
これらの中で、原発性糸球体疾患、糖尿病腎炎、エリテマトーデスによるものが多く、特に、成人場合では、糸球体疾患によるものが、80%を占めている。 |
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| ●治療法 |
特にむくみに対するものが中心となるが、最も大切なことは食事療法である。
1.食事療法:尿中に排泄されるタンパクを補い、低タンパク血症を是正するために、腎機能が特に低下していない限り、良質のタンパクを大量に摂取し、塩分、水分はなるべく控える。
2.薬物療法:低タンパク血症により、循環血しょう量が減少しているので、これを是正するために加熱ヒド血漿タンパク、アルブミン濃厚液代理血漿などを静脈注射することがある。又、尿細管機能を改善し、利尿をつける目的で、サイアザイド系や、抗アルドステロン系の利尿剤を使用し、むくみをとるように努める。 |
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| ●食事療法 |
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食事療法については症状別食事療法を参考にして下さい。
症状別食事療法へ
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