●病名目次 ●ネフローゼ症候群
●脳の病気
○脳梗塞
○脳出血
○ぼけ・痴呆
○パーキンソン病

●心臓の病気
○心筋梗塞
○狭心症
○心不全

●肝臓の病気
○肝硬変
○肝炎

●腎臓の病気
○腎硬化症
○腎不全
○腎結石
○ネフローゼ症候群

●消化管の病気
○消化器系炎症
○消化性潰瘍
○下痢
○便秘

●目の病気
○白内障
○緑内障
○黒内障

●がん
○がん(一般)
○胃がん
○肺がん
○肝臓がん・大腸がん
○脳腫瘍・膵臓がん
○乳がん

●自己免疫の病気
○リウマチ
○アレルギー性の疾患
○気管支ぜんそく
○アトピー性皮膚炎
○膠原病

●その他
○胆石症
○高血圧症
○糖尿病
○痛風
○メニエール症候群
●概要
腎の糸球体、特に糸球体基底膜にひきおこされる疾患であり、高度タンパク尿、高度の浮腫、低タンパク血症等を伴う。単一疾患ではなく症候群であり、種々の病気によって発現する。

●症状
四大症状、1.高度タンパク尿2.低タンパク血症3.高脂血症4.全身性むくみがあげられる。これらの症状のうち、高度タンパク尿と低タンパク血症は必ずおこる症状であり、又、高脂血症については、はっきり出現しないこともある。むくみは呼吸が困難になるほど重い。全身性のむくみを示すものから、下股を押すとへこむ程度の軽いものまでみられる。以上の主な症状の他に、血圧の上昇や血尿の出現がみられることもある。ネフローゼが腎不全の状態に移行することも少なくない。

●原因
原因となる病気には、いろいろあるが、主な原因として、次のものがあげられる。
1.原発性腎臓病(原発性糸球体疾患):糸球体腎炎、リポイドネフローゼ
2.新陳代謝異常:糖尿病性腎炎、アミロイド症、多発性骨髄腫
3.膠原病:エリテマトーデス、多発性動脈炎
4.循環器疾患:腎動脈血栓症、下空動脈血栓症、癒着性心包炎
5.感染症:梅毒、マラリアなど
6.腎毒性物:水銀、金、ビスマスなど
7.アレルゲンおよび薬物:花粉、はち毒、蛇毒、抗てんかん剤、ワクチンなど
8.遺伝性疾患:先天性および家族性ネフローゼ
これらの中で、原発性糸球体疾患、糖尿病腎炎、エリテマトーデスによるものが多く、特に、成人場合では、糸球体疾患によるものが、80%を占めている。

●治療法
特にむくみに対するものが中心となるが、最も大切なことは食事療法である。
1.食事療法:尿中に排泄されるタンパクを補い、低タンパク血症を是正するために、腎機能が特に低下していない限り、良質のタンパクを大量に摂取し、塩分、水分はなるべく控える。
2.薬物療法:低タンパク血症により、循環血しょう量が減少しているので、これを是正するために加熱ヒド血漿タンパク、アルブミン濃厚液代理血漿などを静脈注射することがある。又、尿細管機能を改善し、利尿をつける目的で、サイアザイド系や、抗アルドステロン系の利尿剤を使用し、むくみをとるように努める。

●食事療法

食事療法については症状別食事療法を参考にして下さい。


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