 |
|
 |
| ●概要 |
| 手足に痛みやこわばりのある病気は広い意味でリウマチ性疾患とよばれ、様々な疾患が含まれているが、ここでは狭い意味で一般にリウマチといわれる病気、すなわち慢性関節リウマチをとりあげる。慢性関節リウマチは、全身の関節に痛みと腫れを生じ、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、徐々に進行し、ついには関節の形が変わり、動かなくなり、高度の身体障害者にまでなってしまうことがある疾患である。女性に多く見られ、男性の約3〜4倍といわれる。 |
|
| ●症状 |
全身の関節が腫れ、変形がおきるときになれば、だれが見ても診断できるが、初期の診断は非常に難しい。ひとつまたは二つの関節の痛み、筋肉痛、しびれ感などの軽い症状から徐々に進行する場合も少なくない。この病気を診断するうえで常に考えていなければならないのは、関節局所の病気ではなくて、全身性の病気であるということである。発病初期からでも必ず全身症状を伴っているものなのである。例えば、全身の強い疲労感、午後になると疲れが激しい、発熱、めまい、貧血、頭痛、食欲不振といった症状がある。世界的に用いられている診断基準にある代表的な症状は、
1.朝の関節のこわばり
2.医師により確認された関節の圧痛あるいは運動痛
3.関節の腫れが同時に二つ以上認められる
4.からだの両側の同じ関節が同時におかされるとなっており、この4項目のうち2つの項目の症状があれば、一応関節リウマチを疑う必要がある。 |
|
| ●原因 |
| まだ、はっきりとした原因はわかっていない、血清r―グロブリンにたいする自己抗体であるリウマチ因子をはじめとして、いろいろな免疫的異常が認められるので、免疫の異常によっておこるのであろうする考えが有力である。しかし、この免疫異常をおこすきっかけこそ究明されるべき本来の原因である。さまざまな外的内的な要因の影響がある。外的要因としては、主として感染が加わって体の成分の変化を起こし、それが抗原となっていろいろな免疫反応がおこりはじめているものと考えられるが、まだはっきりとした感染病原体は発見されていない。 |
|
| ●治療法 |
| 原因が不明のため、根本療法はない。治療の主体は病状の進行度を遅くするか、一時的に停止させる程度で、重症の患者では進行しても日常生活を維持することができるように努力するといった方針で行われている。このために安静や食事を含めた基礎療法・薬物療法・理学療法・リハビリテーションあるいは整形外科的療法が行われている。
|
|
| ●食事療法 |
|
食事療法については症状別食事療法を参考にして下さい。
症状別食事療法へ
|
|
|